今年の四球の多さは期待の証
セ・リーグ、広島4ー5阪神、1回戦、阪神1勝、4日、マツダスタジアム
先発西勇は、6回を投げて99球、打者25人に対して被安打4、四死球1、失点3、自責点2と、最低限の仕事をしてくれました。安定のクオリティスタート。
西勇びいきのうちの奥さんのためにも勝ち星はつけてもらいたかったなぁというのが本音ですが、こればかりは思い通りにはいきませんね。毎年ながら勝ち星になかなか恵まれない。。
結局、8回を抑えた浜地に今季初勝利、9回を抑えた湯浅が今季2セーブ目を上げました。
打者陣も今日も5点を取ってくれましたねー
今年は終盤まで毎試合このくらい点取ってくれたら『ARE』にさらに近づきますね。
本塁打は原口の代打HRの1本のみですが、タイムリーはそこそこ出てます。
それ以上に、今年のタイガースは出塁機会がえらい違うなーという印象です。
開幕から4試合、今年の打線はよくつながるなーと思ってたら、
実際チーム打率は、セ・リーグトップの.304と、去年の.243とまるで様子が違う(まだ4試合ですけどね)。
その背景にはやっぱり四球の数が大きく影響しているんじゃないかなと。
ここまで4試合経過して、選んだ四球の数は、29個。
四球によって打率は下がらないし、出塁率は向上するし、相手ピッチャーのメンタルに響くし、時にはヒット以上の価値があるんじゃないかと思うくらいです(かつての鳥谷の『四球(とり散歩)』は尊ぶべきものだった)。
この多さは相手ピッチャーに問題があってのことなのか、阪神側の意図した四球選びのものなのか、わかりませんが、この傾向が続くのであれば、今年はかなり期待できるんではないでしょうか。
一方で、この4連戦で対戦チームに与えた四球の数は10個。
選んだ四球の数の1/3程度に抑えられていることもこの4連勝に関係しているはずです。
※初戦の湯浅が一人で3個与えてたこともありましたが、1試合平均2個程度であれば上出来かな。
去年のように、積極性のある打線も活気があっていいけど、歯車が狂うとずっと空回りしている打線よりかは、ギリギリ見極めながら、相手ピッチャーに嫌がられるような打線の方がやっぱり勝てそうな気がする。
味方ピッチャーもその方が調整時間を多く取れるし、相手選手の守備の時間が長くなることで打撃にも影響がありそうだし、今年はこの四球の多さについて、ずっと注目していきたいと思います。
明日の先発は、広島遠藤、阪神大竹。
大竹はソフトバンクからの移籍後初先発なのでぜひ気合いを入れて抑えて欲しいですね。
もともとコントロールで苦しむタイプのピッチャーではないので期待しています。
ではまた。