テルのタイムリー、悠輔の3ランHR、ほんまありがとう!
今日の先発は、阪神はイトマサ(伊藤将司投手)、日本ハムは吉田輝星投手。
2018年の夏の甲子園で金足農業高校のエースとして、決勝戦で根尾昂・藤原恭大らの大阪桐蔭高校と対戦、結果は準優勝だったが青春の詰まった思い出の地に凱旋した。
一方、イトマサは5/29(日)のロッテ戦(神2ー3ロ)以来の登板。
味方の援護が届かず、今日こそ2勝目をGETしたいところだ。
打線は、吉田輝星投手を1回と2回は安打を放つも捉えきれず、続く3回、イトマサが渋くレフト前にヒットで出塁。
海吏(島田海吏選手)が三振、拓夢(中野拓夢選手)がショートゴロで2アウトとなったが、結果的に1塁ランナーがイトマサから拓夢に変わったことが後々に影響する。
その後、チカ(近本光司選手)がセンターへのヒットで、2アウト1、2塁として、4番テル(佐藤輝明選手)を迎える。
145kmの甘く入ったストレートを見逃さず、ライト前に鋭い当たりで弾き返し、まずは1点先制!
これ、セカンドランナーがイトマサだったら、本塁帰塁ができていたかどうか微妙な感があったんですよね。フジモンが止めてたかもしれない。もはや結果論かもですが、とにかく早い回に点を取ると気が楽になる!
しかし、この回はこれで終わらない。
ランナーにチカとテルを残し、昨日一昨日のヒーロー恐怖の5番、大山悠輔。
1ボール1ストライクの3球目。内角高めのストレートを一閃。
レフトポール際への3ランホームラン!日0ー4神
試合前半で4点リードとか、ちょっと前まででは考えにくいナイスな展開。
トラのお目覚めは今回こそ本物じゃない?と誰もが思うように序盤からがっちり主導権を握って中盤を迎えます。
イトマサ、昨日のゼロ柳さんに倣って今日は完封か?
そうは問屋が卸さない。
5回まで安定した投球を見せていたイトマサが6回に捕まる。
福田選手に代わって、代打・杉谷拳士(今日はリアル野球盤ではない)がライトへのツーベースでノーアウト2塁。続く石川亮選手がライトへのポテンヒットでノーアウト1、3塁。
これは急に雲行きが怪しくなってきた。ただただ嫌な予感しかしない。
バッターボックスには万波中正選手。
一昨日2本もHRを打たれていて1発受けるとたちまち1点差。これはやばい。
カウント1−2から打球はライト方向へ。
結果的にこれが犠牲フライとなり、日1ー4神。
続く今川優馬選手はセカンドフライで2アウトとし、少しホッとしたと思ったら、3番松本剛選手。
松本選手は目下パ・リーグのリーディングヒッター。頼む抑えてくれ・・
願いも虚しく、ライトへのヒットで2アウト1、3塁。ピンチは続く。
4番野村祐希を迎えたところで、福原投手コーチがマウンドへ。
どのように声を掛けに行ったのかわからないが、テレビ越しにとにかく抑えてくれ・・
トラFAN目線ではもうこれしかない。一発浴びればたちまち同点。ほんま頼む。
カウント2−2まで追い込んだが、カキーン!
レフトへ2点タイムリー2ベース。日3ー4神。
うぉマジかーーー>_<
今日は絶対に勝って欲しいと(借金8になるか、10に逆戻りかで大違い)心底思っていただけにショックがヤバイ。
でもまだ1点差。続く清宮幸太郎選手を抑えれなければ。
結果的に、3塁ファールフライをテルがキャッチでチェンジ。
ふー助かった・・なんとか1点差を守り切ってくれました。
素人目線で恐縮ではありますが、清宮選手については、一昨日の大逆転勝ちの9回も、この打席でも、スリムになったせい?か、早実の時の威圧感とか支配力みたいな凄みをあまり感じなかったんですよね。まだ発展途上であると信じて、もっとパワフルであの時のような、ザ・スラッガーへ成長してくれることを願っています。(清宮くんは確か阪神を希望していたような・・掛布さんへの憧れだったっけ?)
8回の裏にトラFANお楽しみの瞬間が訪れる
1点差で9回を迎えるのはやはり心臓に悪いんですよね。
岩崎投手も無双かそうでないか、投げてみないとわからない時があるのは人間だからしょうがない。
日ハム、石川投手→堀投手にチェンジ。
堀投手はやはり、一昨日の大逆転勝利の時の印象が強くて、この回何かあるかもとは少し思ったものです。(結果論か?w)
8回裏、阪神の攻撃は4番テルから。
ストレートのフォアボール。
おいおい、やっぱり何かあるんじゃないか?と。
ここで、テルの代走に植田海くんが登場。
そうそう、変に12回とか延長を意識せず、攻めの交代は大事!
5番悠輔を迎え、海くんが盗塁を成功させるところ、去年の強いトラに戻ってきたなと。
こういうの待ってたんですよ。
結果的に、悠輔は右足つま先部位へのデッドボールで1、2塁にチャンスが拡がる。
頼むからうちの主砲にケガとかやめてよ!と本気で思いましたがなんとか無事っぽい。
6番糸ちゃん(糸原健斗選手)。
バントの構えで1アウト2、3塁の好機演出の模様。
昨日の誠志郎のバントもあってか、日ハムも警戒体制であることは素人目にもわかる。
入念にサインの確認をしてましたから。
カウント0−2からの3球目、バントした球はピッチャーとキャッチャーの間付近にバウンド、
キャッチャー石川選手は3塁に送球。ランナー海くんはアウト。
アウトカウントが一つ増えて、1アウト1塁、2塁。
続く、ヤスさん(山本泰寛選手)はチェンジアップを引っ掛けて、2アウト1塁、3塁。
これで点が入らないとまずい雰囲気のまま9回に入ってしまう。
ここで、キャッチャー拳弥(長坂拳弥選手)に代わって、代打北條史也選手。
切り札キターー!やっぱり史也がベンチにいると違うね。なんかやってくれそうな気配がする。
粘るし一発もあるし。
1塁のヤスさんが盗塁を決め、2アウト2塁、3塁として、1塁が空いたこともあり、結果的にフォアボールを選ぶ。
2アウト満塁。
ここでピッチャー湯浅くんから、キター小野寺暖!
ハマスタでの満塁HRを思い出しながらも、いつもの感じで引っ掛けて内野ゴロ、終わり。のパターンもあり、バラエティーすぎる。
日ハムは、ピッチャー堀投手から、谷川投手にスイッチ。
谷川投手といえば、去年の4月にタイガースからファイターズにトレードで移籍した選手であり、BIGBOSS、吉田輝星選手だけでなく、谷川選手も今日が凱旋登板。
暖にはカキーンと打って欲しいが、よりによって谷川投手とは。なんか複雑。でも打って欲しい。
カウント1−1からの3球目、真ん中高めのストレート(ちょっと甘かったかな・・)を強振。
右中間を真っ二つに割り、3塁ランナーから1塁ランナーまで、走者一掃のタイムリー3ベースヒット!
やっぱり満塁男やね、暖ちゃんは。日3ー7神。
当分1軍での起用が続きそうでほんまにうれしい!
続く海吏もカウント0−1からライトにタイムリーヒットで、5点差を付けこの試合を決定付けました。
チームプレーは良い兆し!来週の6連戦が前半戦の山場とみた
ちょっと前だと、糸ちゃんのバント失敗で悪い雰囲気のまま9回を迎えて、同点・逆転と悪いシナリオが続いてましたが、ここんとこ違うなと感じるのが、ミスをみんなでカバーしているとこですね。
ヤスさんが盗塁して1塁を空けてくれたこと、史也が無理に行かずフォアボールで続いたところも、結局はチームプレーなんですよね。ここが不調の時との大きな違い。
来週からは、福岡PayPayドームでソフトバンクとの3連戦、後半は京セラドームでオリックスとの3連戦。どちらもエース級をぶつけてくるので、交流戦の勝敗の行方、後半戦での巻き返しを図るためにも、めちゃくちゃ重要な1週間になります。
6勝、5勝1敗できたら最高ですが、現実的には、4勝2敗を目指して、3勝3敗でも御の字ってところでしょうか。
今日の勝ちで、横浜と1ゲーム差、中日と3ゲーム差、広島とも4ゲーム差と、なんとなんとAクラスも少し見えてきたなんて、応援し甲斐があるってもんですよ。
このまま、着実に一つ一つの勝利を積み重ねていって欲しいものです。
何度も言うけど来週の6連戦はめっちゃ大切やで!矢野さん!井上ヘッド!ついでに新井さんも!
ではまた!