才木はエース級の投球。後を継いだ投手もよく踏ん張った
才木は7回途中、投球数114、被安打5、奪三振11、与四死球2、失点と自責点は共に1と、しっかりゲームを作ってくれましたね。
初回からの奪三振ショー。
見ていて気持ちいいです、才木の投球と奪三振を奪う姿。5者連続三振を含む11奪三振。
これぞ虎の右のエース。
※生え抜きで右の本格派のエースとなると、いつまで遡ることになるやら??
西純矢、森木大智、もあとを継いで、2〜3年後、3人で40勝くらいしてくれたらいいんだが。
本当に楽しみばかりの投手陣。
才木の後を継いだ中継ぎ陣も、何度も何度もピンチを迎えながらよく耐えてくれました。
ヤクルトの中軸をきっちり抑えてくれたことがこの3連戦はすごく大きくて、大量失点にならなかったのはそのおかげ。
特に村上、山田哲人、オスナ、この3人を黙らせておけば、そこそこの戦いに持ち込めることが今日もはっきりしましたね。
課題は打撃陣の工夫。今は我慢の時期いずれ雨は上がる。
今日はあとちょっとの工夫で勝てた試合だったんじゃないかと。
チャンスメイクまではできてる。けどその後がどうやっても続かない。
初回は最悪1点取れたシーン。あの回の拙攻で先発の吉村貢次郎を立ち直らせる契機になってしまいましたね。
特にテルと板山の打撃はここのところ期待できる状態じゃないので、無理に打たすくらいなら、スクイズとか小技でもなんでも取り入れて1点を取って欲しいところですが、どうなんでしょうか。
特に残念だったのが、8回の攻撃。
先頭の大山がセンターへの二塁打。当然、期待はタイムリー、最悪でも進塁打のケース。
でも、結果は空振り三振。
最も何も起きない、残念な結果。
せめて、1アウト3塁であれば次打席の原口ももっと楽に打席に入れただろうに、この回の攻撃は本当に悔やまれる。
ベンチもスタメンを外すとかの発想の前に、やらせることをやらせないと。
打者の場合、一発気持ちのいい打撃をしてくれることで、コロッと変わる時があるから、”その時”を待っているのかもしれないが、取れる可能性が高い試合で取れないと最後『A・R・E』できないのは、去年と一昨年でよく分かっているつもりなんですが。
でも一方で、シーズンを俯瞰して見れば、まだ8/143が終わったところ。
序盤も序盤、痺れ切らすにはまだ早い。
順位も横浜での3連勝があったおかげで2位をキープ。
防御率、打率ともにまずまず、ちょっと本塁打が少ないけど、得点はリーグ2位。
犠飛やゴロの間の得点など、タイムリーや本塁打に頼らなくてもコツコツ稼いでいるところは今年のいいところじゃないですかね。
いずれタイムリーや本塁打は試合数の経過と共に増えると思うし、今は我慢のしどころ、伸びしろしかないと思って期待しています。
阪神ファンはちょっと悪いとすぐ変えろ!とか、せっかちなところがありますが(自分もですが)、悪いなりに良くやっていると思って、どんと構えておきましょう。
週明け火曜日からは、ジャイアンツとの3連戦。
目下、ジャイアンツは5連敗と絶不調。
得点、失点ともに、3位のDeNAと遜色ないんですが、ちょっと噛み合ってないんですかね。
守護神の大勢につなぐまでもちょっと不安定のようですし。
逆に言うと噛み合い出すとやっぱり地力のあるチームなんで油断は禁物ですよ。
関東遠征でしっかり勝ち越して、まずは今の地位を固めていきましょう。
みなさんお疲れ様でした、また来週!